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広島県内で昨年10月に始まったスーパーなどのレジ袋有料化から1年。買い物袋を持参する
「マイバッグ」が定着してきた半面、商品を入れて売り場から持ち去る万引が多発している。
スーパー側は精算前にマイバッグを使わないよう呼び掛けるなどしているが、利用客のマナーに
委ねる部分が大きく、防止対策に頭を悩ませている。
「レジ袋を有料化して以降、明らかに万引が増えた」。広島市内のスーパーの男性店長(43)は嘆く。
具体的な件数は判明していないが、昨年10月からの1年間で万引被害は約3割増えたとみる。
買い物客の8割強がマイバッグを持参。「すべてマイバッグによる手口ではないが、商品を入れ
られると万引かどうかの区別がつきにくい」という。
新たに保安員を配置したほか、店頭では「売り場ではマイバッグを折り畳んで」「商品を入れるのは
レジが済んでから」などとチラシで訴えている。
県の調べでは、県内ではスーパーなど28社約420店がレジ袋の有料化に参加。買い物客の8割が
レジ袋を辞退するなど効果が出ているだけに、県環境政策課は「地球温暖化防止に向けた試みが
悪用されるのは残念。参加店と連携し、マナー向上など万引防止策を検討したい」としている。
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