10/10/16 18:16:29 zzOT0A0H0
>>543に記載した若年(30歳未満)勤労単身世帯の男女別の平均可処分所得の推移を示す表で、
2009年の数値に、『全国消費動向調査』のデータではなく、(よりサンプル数が多く、より精度の高いと思われる)
『全国単身世帯収支実態調査』のデータを使用すると次のようになる。
若年(30歳未満)勤労単身世帯の平均可処分所得
年 男性平均 女性平均 女性平均/男性平均×100
1979 133,244 107,402 80.61
1984 166,264 130,318 78.38
1989 184,423 163,618 88.72
1994 210,199 184,833 87.93
1999 225,959 194,343 86.01
2004 231,851 195,902 84.49
2009 226,654 201,488 88.90
この表に基づいて言えば、若年勤労単身世帯の平均可処分所得の男女逆転は発生していない。
たしかに2004年に比べて2009年には平均可処分所得の男女格差が縮小しているが、日経新聞が報道するような
劇的な変化(男女逆転)は生じておらず、女性平均の対男性平均百分率は1989年および1994年とほぼ同じ水準である。