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沖縄訪問「時機見定める」＝首相、普天間問題で－参院予算委
菅直人首相は１４日午後の参院予算委員会で、
米軍普天間飛行場（沖縄県宜野湾市）移設問題の打開に向けて、自ら同県を訪問する可能性について、
「皆さんの意見も聞きながら、時機を見定めてうかがいたい」と述べた。自民党の猪口邦子氏への答弁。
武器の輸出などを禁じた武器輸出三原則に関しては
「基本的理念を変えていくつもりはない」と、見直しに慎重な姿勢を改めて示した。
猪口氏が日本版国家安全保障会議（ＮＳＣ）創設を提案したのに対し、
首相は「大変魅力的な提案だ。前向きにとらえていきたい」と語った。
一方、首相は強制起訴される小沢一郎民主党元代表の国会招致に関し、
「国会の中で手続きにのっとって協議していただく。そういう協議にはわが党もきちんと応じたい」と述べ、
野党側の提案を踏まえ民主党として判断する考えを重ねて示した。
自民党の西田昌司氏への答弁。西田氏は小沢氏の証人喚問を要求した。
また、西田氏は、岡崎トミ子国家公安委員長が過去にソウルで行われた反日デモに参加したことを取り上げ、
「取り締まる側の責任者としてふさわしくない」として罷免を求めたが、
首相は「不適任とは考えていない」と拒否した。
時事通信（2010/10/14-17:05）
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