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国会では、「ねじれ」の主戦場となる参議院の予算委員会に論戦の舞台が移りました。
自民党側は、中国漁船衝突事件での政府の一連の対応などを巡って、菅総理を厳しく追及しました。
ねじれ国会の主戦場と位置づける参院で、野党側はまず、ノーベル平和賞が決まり、服役中の中国の劉暁波氏の釈放について、菅総理に問いただしました。
「日本政府として今後、この劉(暁波)氏の釈放を求めると、こういうことをおっしゃる予定はあるんでしょうか」(自民党 山本一太参院政審会長)
「釈放されるのが望ましいと、このように思っております」(菅首相)
菅総理は、劉氏の釈放が望ましいと述べましたが、日中関係に配慮して、
直接釈放を求めるところまで踏み込むことは避けました。
「最も拙劣な手法だと言ったことは、官房長官、謝ってください」(自民党 山本一太参院政審会長)
「不穏当であったとすれば、謝罪をいたします」(仙谷由人官房長官)
また、仙谷官房長官は、野党の質問の仕方に対して述べた「拙劣」との発言を取り消し、陳謝しました。
13日までの衆院と異なり、ねじれが起きている参院では、野党側が強硬姿勢をとり、
たびたび審議が止まるなど紛糾しましたが、菅総理は、ねじれを意識してか、
終始慎重な答弁を崩しませんでした。
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