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★オバマ氏を自爆犯やギャングに見立てた広告が物議、米コロラド州
【10月14日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領を、
イスラム過激派の自爆テロ犯や同性愛者などになぞらえて描いた広告板が
コロラド(Colorado)州グランドジャンクション(Grand Junction)に登場し、物議を醸している。
11月2日の中間選挙を前に駐車場にお目見えしたこの広告板は、
「Vote DemocRAT(民主党に投票せよ、の意だが、民主党の綴りの
最後3文字とネズミをかけている)」とのスローガンの下、
イスラム過激派の自爆テロ犯、葉巻を吹かすギャング団の一味、
メキシコの武装強盗、同性愛者になぞらえた4人のオバマ氏が描かれている。
オバマ氏の下には数匹のネズミが描かれ、
それぞれ「法廷弁護士」「内国歳入庁(IRS)」「環境保護庁(EPA)」
「連邦準備銀行(FED)」などと書かれている。
地元メサ郡の民主党支部の幹部は、
「不快きわまりなく、わが国の最高司令官を冒とくした内容だ。
明らかに人種差別と同性愛嫌悪に基づいている」と批判した。
同郡は保守層の多い共和党の地盤で、中間選挙を前に保守派の
草の根運動「ティーパーティー(茶会)」が活動を活発化させており、
中間選挙では民主党の苦戦が予想されている。
(c)AFP URLリンク(www.afpbb.com)