10/10/14 09:33:38 0
昨年11月、事業仕分けで「制服は中国で縫製して輸入すればもっと安くなる」
という論議が起きたことはまだ記憶に新しい。この論議は本当に独立国日本政府内での会話なのかと、
耳を疑ってしまった。
これをニュースで知った全国各地の陸海空自衛隊員は、どんなにか落胆したことであろう。
国防の何たるかが欠落しているのである。
この一件は防衛省が宿題として持ち帰らされ、いまだ解決されていないのである。
いつ何時また蒸し返されるか分からない問題となってしまった。
本稿は、この国が一向に我が国防衛の基本的なあり方に真剣に取り組まないことへの危機感から、
制服類のような繊維関連装備品の生産基盤・技術基盤を例に取り、その実態を明らかにして、
正面装備ではなく後方装備の視点から国に対し一言提言するものである。
制服(戦闘服)とは、陸海空自衛官が平・有事を問わず、「事に臨んでは危険を顧みず、
身をもって責務の完遂に努める(自衛官宣誓文の抜粋)」ため全員が一身に纏う装備品である。
戦時においては、納棺服とも言える極めてナイーブな一面を持ち、極めて重要なものである。
背広タイプの制服も同様に自衛官が天皇陛下拝謁をはじめ各種の式典や儀式において着用するもので、
自分は日本国の防人であるとの誇りが表せる大切な正装服である。
米国にこの種の象徴的事例がある。2001年に陸軍省は中国製素材を用いて作製された黒ベレーの着用を禁止し、
回収・破棄を指示して陸軍の士気・規律の維持を図ったのである。(米国陸軍省覚書「陸軍の黒ベレーについて」;2001年5月1日)
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前スレ
スレリンク(newsplus板)
必殺仕分け自衛隊もバッサリ制服高すぎ!
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防衛費関連の事業仕分けで、評価者の発言を聞く蓮舫議員(左奥)と枝野幸男議員(右)
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