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インターネット上の児童ポルノサイトの閲覧を強制的に遮断する「ブロッキング」について、
総務省が来年度、実証実験を行う方針を決めた。他国では一般のサイトの閲覧に支障が出た事例
があるためネットワークに与える影響や技術的な課題を探る。
政府が導入を検討しているブロッキングはインターネットのプロバイダー(接続事業者)が
行うことになっている。関係者によると、実際に導入されると、一般のサイトへの接続に時間が
かかったり、児童ポルノ以外のサイトへの閲覧自体ができなくなったりする「オーバー
ブロッキング」が発生する可能性があるという。
実証実験では、仮想のインターネット空間を構築し、その中でブロッキングを実施。ネット環境
に与える影響や弊害を調べ、技術的なガイドラインをまとめる。実験費用などとして来年度予算の
概算要求の特別枠に約5億円を盛り込んだ。児童ポルノのブロッキングをめぐっては政府が7月、
プロバイダーに対し導入を要望。警察庁は既に、ブロッキングの対象とする児童ポルノサイトの
リストを作成する事業を財団法人インターネット協会に委託している。
(中日新聞)
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