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中国共産党の元幹部ら23人が12日、言論・出版の自由を求める公開書簡をインターネット上に発表した。
中国では言論の自由を訴えた作家、劉暁波氏(54)のノーベル平和賞受賞が決まったばかり。
公開書簡は劉氏の平和賞受賞に触発されたとみられる。
公開書簡は「憲法35条を実行し、検閲を廃止し、言論・出版の自由の約束を果たせ」の題で
全国人民代表大会(全人代=国会)に出された。
発起人23人には、故・毛沢東主席秘書の李鋭氏や人民日報元社長の胡績偉氏らの重鎮が名を連ねている。
書簡は「1982年施行の中国憲法35条は言論、出版、集会、結社、デモの自由を保障しているが、
この条文は28年にわたって約束が果たされず、党の『実行』細則で否定されてきた」と批判している。
一方、平和賞受賞が決まった劉氏も「中国には憲法があっても憲政がない」などと言論・出版の自由を求めており、
共産党元幹部らの公開書簡は劉氏の主張とも重なる。
ただし、書簡にはノーベル平和賞への言及はなく、民主化勢力として合流していく可能性は少なそうだ。
【北京・浦松丈二】
10月13日 0時34分
毎日jp
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