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尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件を受け、日中関係がきしむ中、仙谷由人官房長官は12日の記者会見で、
28~30日にベトナム・ハノイで開かれる東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議に合わせ、
菅直人首相と中国の温家宝首相の首脳会談を実現させる方針を明らかにした。11月に横浜で
開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に向け、中国とできるだけ事を
荒立てたくないとの思惑が透けてみえるが、12日に始まった衆院予算委員会でも自民党など
野党は「弱腰外交」と批判を強めており、なお波乱含みの展開が予想される。
仙谷氏は記者会見で、日中関係について「ASEANでバイ(2国間)の会談を行う環境作りが
ポジティブ(前向き)な方向に進んでいると感じる」と説明。菅首相も予算委で「ベトナムでの
会談もあるかもしれない」と語り、4日のブリュッセルでの温首相との「懇談」に
続く関係改善に期待を示した。
実際、中国側は急速に態度を軟化させており、一方的に中止を宣告していた閣僚レベルの直接対話も
11日のハノイでの日中防衛相会談で再開された。
日本側にも楽観ムードが広がる。12日午前、国会内での閣議前、首相はハノイから
帰国した北沢俊美防衛相に笑顔で話しかけた。
首相「中国の国防相は大きかったでしょう?」
北沢氏「梁光烈(国防相)ね。体もでかいけど声も大きい。私が怒られてるみたいだった…」
北沢氏の自虐ネタに閣僚らは笑ったが、日中関係は完全に中国のペースで進んでいる。
防衛相会談は、中国側の意向でホテルのロビーにあるソファで行う異例の形式だった。
*+*+ 産経ニュース 2010/10/12[22:07:57] +*+*
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