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偽造された外国人登録証を中国から密輸入したとして、中国人の男女３人が有印公文書偽造の疑いで
逮捕されました。警察は、不法滞在を免れようとする中国人を相手にした大がかりな偽造グループが、
中国国内にいるとみて調べを進めています。
逮捕されたのは広島県三次市に住む技能実習生、余春華容疑者（２８）、山口県阿武町に住む技能実習生、
張小娟容疑者（２６）、それに大阪・高石市に住む無職の王莉莉容疑者（３１）の中国人の男女３人です。
警察によりますと、３人はことし６月下旬、国際郵便で余容疑者と張容疑者の偽の外国人登録証を中国から
密輸入したとして、有印公文書偽造の疑いが持たれています。警察は、関西空港で、税関職員が偽造された
外国人登録証を雑誌に挟んだ状態で見つけたことを受け、その封筒の宛先などから３人を割り出して、９月、
逮捕・起訴していました。その際、余容疑者の自宅を捜索したところ、今回の容疑となった別の偽造された
外国人登録証が見つかったということです。警察によりますと、調べに対し、３人は容疑を認め、このうち
余容疑者と張容疑者は「近く在留資格がなくなるので、お金を稼ぐために日本に長く滞在したかった。偽造
は１人４万円でブローカーの王容疑者に頼んだ」などと供述しているということです。
警察は、外国人登録証のほかにも偽造されたパスポートや、就労資格証明書などを押収しており、警察は、
不法滞在を免れようとする中国人を相手にした大がかりな偽造グループが中国国内にいるとみて調べを進め
ています。
ソース：NHK
URLﾘﾝｸ(www.nhk.or.jp)