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・神戸市北区で私立神戸弘陵学園高校２年の堤将太さん（１６）が刺殺された事件で、
堤さんと一緒にいた中学３年の女子生徒（１５）が、犯人について「髪が肩ぐらいまである
男だった」と話していることが１１日、捜査関係者への取材で分かった。
１０日に現場近くで見つかった凶器とみられるナイフは、調理用で刃渡り約１０センチの
片刃だったことも判明。神戸北署捜査本部は、男が逃走中にナイフを捨てたとみて、
似顔絵を作り行方を捜査している。
捜査関係者によると、女子生徒は男について「知らない男だった」「小太りで髪の長さが
肩まであった」と話している。事件直前、女子生徒と堤さんは道路の反対側に座り
自分たちを見ている男に気付き、「気持ち悪い」と話していた。
一方、ナイフは現場の南西方向の住宅街で見つかった。血は付いていなかったが、
鑑定の結果、付着していたＤＮＡ型が堤さんのものと一致した。
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