10/10/12 20:34:08 AQIkwQr90
2007年度の強姦件数は1,766件、強制わいせつ件数は女性7,464件、
男性が200件となっています。
ただ、これはあくまで警察に届け出た件数です。
性暴力被害に遭い、被害を届け出る女性は、わずか14.8%というデータがあります
(法務総合研究所「第2回犯罪被害実態(暗数)調査」より)。
これに当てはめると、強姦は11,932件、強制わいせつ(女性)は50,432件、
合わせれば62,364件という大変な数となります。
これは殺人(1,199件)や傷害(30,986件)をはるかに上回る数です。
1日あたりに換算すると、強姦33件、強制わいせつ138件、合わせれば171件です。
また日本性科学情報センタ-がまとめた「子どもと家族の心と健康」調査報告書によると、
小学6年生までに、6.4人に1人の女性、そして17.4人に1人の男性が、
性虐待の被害に遭っている、という結果が出ています。
今、この瞬間にも、性暴力被害は起こっているのです。
そして性暴力被害者には男性もいます。
「性暴力被害は一部の人にしか起こらない」「自分には関係のない問題」ではなく、
すべての人が被害者に、そして加害者になる可能性がある問題なのです。
出典:平成20年度犯罪白書