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中国の傲慢な態度や、それにひれ伏す日本の姿を見ていると、あまりに滑稽で、
もはやジョークとしか思えない。最新刊『無知との遭遇』(小学館刊)で、
日本の政治家の「無知」ぶりを、本質を突いたジョークを交えて綴った国際ジャーナリスト・落合信彦氏が、
毒ギョーザ事件の直後に中国で飛び交っていた、こんなブラックジョークを紹介する。
中国の農民が、その年は畑の収穫を上げようと思い立ち、春に新しい種を買ってきて畑を耕した。
だが、秋になっても収穫はゼロだった。種が偽物だったのだ。
絶望したその農民は、農薬を飲んで自殺しようとした。だが、死ねなかった。
農薬も偽物だった。農民が住んでいる村の人たちは「死ぬことはない」と彼を励まそうと村をあげて宴会を開き、
そこでギョーザが振る舞われた。
農民は生きる希望を取り戻し、ギョーザを口にした。すると農民は死んでしまった。
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