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★懸賞品のヒラメで食中毒か 伊予銀送付、110人症状
愛媛県は9日、伊予銀行(松山市)が懸賞品として預金者に送ったヒラメを食べた4県の110人が
下痢や嘔吐などの食中毒症状を訴えたと発表した。いずれも軽症で、県は詳しい原因を調べている。
県薬務衛生課や伊予銀行によると、ヒラメは「懸賞品付き定期預金」の預金者に抽選で送った品の
一つ。県内で水揚げされ、1匹分を生のまま切り分けた真空パック209セットを10月4、5日に発送した。
8日朝、同県今治市の女性が今治保健所に症状を訴えた。県が調査し、195セットを512人が食べ、
うち67セットを食べた110人に症状があったことが判明。県は残る14セットの受取人についても調べて
いる。
伊予銀行の懸賞品付き定期預金は、口座を開設すると年3回、抽選で愛媛県産品が送られる。森田
浩治頭取は「受け取られた方々をはじめ関係各位にご心配とご迷惑をお掛けし心からおわびします」と
コメントした。
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