10/10/09 00:57:08 0
【オスロ=大内佐紀】ノルウェー・ノーベル賞委員会のトールビョルン・ヤーグラン委員長は8日、オスロ市内の同委で
読売新聞と単独会見し、ノーベル平和賞を中国の民主活動家・劉暁波氏に授与することは、同氏の有罪判決が
確定した段階(今年2月)で「不可避の状況になっていた」と述べた。さらに、委員会が全会一致で劉氏への授与を
決めたことを明らかにした。
委員長は「相手が大国だから、委員会がひるんだと見られることは許されなかった」と述べた。また、「中国は大国と
なった。米国がそうであるように、大国は議論と批判の対象になることを知るべきだ」と注文をつけた。
民主活動家が平和賞を受賞すると、当該国の政府がかえって抑圧を強める「負の影響」も指摘されるが、「そのことは
いつも考えている。だが、平和賞があるからこそ、(活動家が)守られている側面もある」と訴え、賞の意義を強調した。
(2010年10月9日00時45分 読売新聞)
ソース: 読売新聞
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
※依頼があり立てました。