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神戸市北区の路上で高２少年が刺殺された事件で、殺害された堤将太さん（１６）が通う神戸弘陵高校では６日、
授業と部活動を再開。昼休みに生徒が野球するなど活気を取り戻しつつあるが、授業中に涙を流す生徒が
出るなどショックが広がっている。
「何で殺されちゃったんだよ」
授業中に突然、堤さんと同学年の男子生徒が人目をはばからずに泣き始めたという。
同校では授業再開後、１時間目に事件の心理的な影響についてアンケートを実施。「問題ない」と答えていた
同校の生徒５～６人が授業中に涙を流し始めたという。堤さんのクラスは普段は明るい教室だが、３年生の男子生徒は
「学校中が沈んだ雰囲気で、だれも冗談を言わなかった」と話した。
事件翌日の５日は全校集会後に堤さんと仲がよかった生徒が泣き出し、生徒の心理状態に配慮して授業などを
すべて中止し、全生徒を帰宅させた。この日も事件にショックを受けた数人が欠席した。
井上和彦教頭は「凶悪事件で友人を失ったことで生徒は想像以上にショックを受けており、悲しみも広がっている。
カウンセラーと養護教諭の２人態勢で心のケアに努めたい」と説明した。
担任教諭は「人当たりがよくて学校内では交友関係も広い。優しい生徒だった」と振り返った。
ソース
産経新聞 URLﾘﾝｸ(sankei.jp.msn.com)
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