10/10/07 02:26:46 XXByUEHX0
たとえば中国。
彼らは、日本と交渉して10の要求を飲ませることを目標にしている場合には、
日本が飲める限度が5であろうが3であろうが、最初から30の要求をふっかける。
初めから日本側が飲めないレベルの要求をし、同時に何らかの大義名分を用意して、
「○○という理由で、中国にとってこの要求は絶対に譲ることはできないものである」
という強硬な態度をとり続ける。
大義名分は何でもいい。「理由付け」があるだけで日本人は耳を傾けざるをえなくなる。
そして強硬な態度によって、まるで本当に譲ることができない要求であるかのように信じ込ませる。
そしてその状態で日本からの要求をしばらくの間は事実上、完全に無視する。
日本が抗議しようが交渉しようがすぐには取り合わず、そうすることによって
日本側が交渉の根本を見直さない限り、全ての話し合いが無意味になると
思い込ませるのである。
すると外交に不慣れな日本は簡単に焦り出す。
閉塞した現状を打開するには“日本側が”どうにかしなければならない、または、
「お互いが意地を張っていては何も解決しない」と日本側だけが考えるようになり、
民主党などの提案で、日本人同士で勝手に「譲歩を検討する議論」を開始してしまう。