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バチカン、体外受精技術へのノーベル賞に不快感
2010年10月5日10時17分
【ローマ=南島信也】ローマ法王庁(バチカン)は4日、
今年のノーベル医学生理学賞が世界初の体外受精児を誕生させた
ロバート・エドワーズ英ケンブリッジ大名誉教授(85)に決まったことについて不快感を示した。
ANSA通信が伝えた。
バチカンで生命倫理問題を担当する生命アカデミーのパウラ委員長は
「エドワーズ教授を選んだことは不適当である」と批判。
コロンボ委員も「深刻な道徳的疑問を引き起こす」と懸念を表明した。
バチカンは、受精卵の段階で人間とみなす考え方をとっており、
受精卵の中から最適なものを選んで子宮に戻し、
残りを捨てる体外受精に対して反対の立場を示している。
朝日新聞
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【海外】 2010年ノーベル医学・生理学賞 ロバート・エドワーズ名誉教授に授与
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