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パキスタンのイスラマバード近郊で４日未明、アフガニスタンに展開する北大西洋条約機構（ＮＡＴＯ）部隊向けの
燃料輸送車１０台以上が武装集団に襲われ、放火により炎上、地元テレビは病院関係者の話として、
６人が死亡、６人が負傷したと報じた。
１日にも南部シンド州と南西部バルチスタン州でＮＡＴＯ部隊向けの燃料輸送車が襲われ、
２人が死亡。イスラム武装勢力「パキスタンのタリバン運動（ＴＴＰ）」がシンド州での犯行を認め、
「さらに襲撃を行う」としていた。
パキスタンでは９月３０日、ＮＡＴＯ主導の国際治安支援部隊（ＩＳＡＦ）のヘリコプターが
武装勢力に応戦した際、アフガン側から越境攻撃し、誤爆で国境警備隊員３人が死亡。
ＮＡＴＯへの反感が強まっている。
パキスタン当局は同日以降、ＩＳＡＦへ物資を運ぶ車両の通行を北西部のトルカム国境検問所で止めている。
「安全上の理由」としているが、対抗措置とみられる。
2010/10/04 09:16 【共同通信】
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