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暴力団拠点追放へ決起＝住民団結「出て行け」－弘道会系企業移転、東京・台東
指定暴力団山口組トップの出身母体である弘道会系のフロント企業が東京都台東区に移転したとして、
地域住民らは３日、警視庁などの後援で「暴力団追放住民の会」を設立し、決起大会を開いた。
区と協力し、事務所使用差し止め訴訟の提訴も検討している。
捜査関係者によると、弘道会下部組織の小松組のフロント企業「ケープロジェクト」が２月、同区竜泉の４階建てビルを購入。
暴力団関係者の出入りを確認し、実質的には組事務所として使われているという。
大会には住民約３５０人や、警視庁幹部、弁護士らが参加。
住民の会会長は「生命の危険さえ感じる。放ってはおけない」と訴えた。
同庁の毛利徹也組織犯罪対策部長は「住民の団結は暴力団にとって最大の脅威になる」と述べた。
終了後、住民らは「暴力団は出て行け」とシュプレヒコールを繰り返し、ビル周辺を歩いた。
時事通信（2010/10/03-21:36）
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