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「尖閣諸島危機は日本の好機だ」 - ニューズ・ウィーク日本版2010年10月6日号
URLリンク(pearlcity.exblog.jp)
南シナ海の領有権問題では、中国は自国より小さな東南アジア諸国に対して
見下すような態度を取ってきた。
中国のヤン・チェチー外相は今年7月、ベトナムで開かれたASEAN(東南アジア
諸国連合)地域フォーラム(ARF)で、南シナ海における中国の傍若無人な振る舞い
を各国に批判され、騒がしいと反撃。アジア諸国の閣僚(とヒラリー米国務長官)を
唖然とさせた。
ある主要国の外相によれば、とりわけ各国の閣僚に不快感を与えたのは、
東南アジア諸国は中国の貿易によって繁栄している「小国」であり、中国は
「大国だ」というヤン氏の発言だったらしい。つまりこれらの弱小国が、中国と
対等な関係を築くなどあり得ない、ということらしい。
その上で、ヤン氏は、南シナ海の領有権問題は沿岸諸国と中国の2国間問題
だと断言。各国はその問題をASEANなどの場で持ち出して「国際化」する前に
相手が自国よりはるかに大きな中国であること(と中国市場への経済的依存)を
考えるべきだと発言した。
中国の強気の姿勢は、日本がアジアで再び指導力を発揮するチャンスでもある―