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県内の食文化研究に取り組む奈良の食文化研究会(瀧川潔理事長)が獣害駆除で捕獲された
野生鹿の肉を使った食品を開発した。商品は吉野鹿肉さいぼし、カレー、味噌(みそ)漬け―
の3種類で、12月をめどに同会第一弾のオリジナル商品として発売する。取り組みを通じて
森林保全や山間地の活性化を目指すという。
研究会は食の愛好家ら約80人が所属。
県内食文化の向上を目的に伝統料理の研究・再現や各種料理イベントなど催している。
県内東南部山間地域では野生鹿の増殖に伴い木の皮を食い荒らす森林被害が深刻化している。
だが現状の駆除数は県の目標の半分で捕獲された鹿の多くは山中に埋設処分されている。
同会は2年前からそうした野生鹿に注目。鹿肉は牛肉や豚肉と比べタンパク質が高い半面
脂質は低く味はあっさりしており、健康志向の食材として注目されていることから、
ジビエ(狩猟肉)として流通させ、森林保全や山間地域の振興につなげようと企画した。
今年度は県と国の助成を得て製品化を進めている。
鹿肉は上北山村の狩猟者が県の許可を得て捕獲。現地で食用に処理をした後、県内と大阪市の食品会社で商品に加工する。
大仏、いやソース
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