10/10/01 06:10:16 AUdXLOWi0
すでに防衛予算はズタズタになっている。
今年度の予算の概算要求は麻生内閣時代に出来たもので、政権交代後、北澤大臣を初め政務三役が組み替えた。
海自では、中国の海軍力増強の抑止力として「音響測定艦」の建造予算を要求していた。
これは高性能化した他国の潜水艦を発見する為、より広域かつ深深度での音波データを収集する装備を備えた特殊艦船だ。
ところが民主党はこの予算を「ゼロ」にした。
中国に配慮したんだなと我々は受け止めている。(匿名海自談)
うちもやられた。民主党の予算で露骨だったのは、58両調達する予定だった最新鋭戦車を13両に削減された事。
戦車の数がかわれば部隊の編成もかわる。ならば中期防でしっかり論議して方針を出すのが筋だろう。(匿名陸自談)
夜間や悪天候でも運用できる「レーダー2号」が故障してしまった。
今は晴天の日中しか撮れない光学式のみに頼っている。
危険な隣国の軍事情報を自国だけでは十分見張れないというのは由々しき問題。
それでも民主党は「米国の衛生からの情報があるから、すぐに困ることはないだろう」と
次の打ち上げを急がせようともしない。
民主党は昨年末に策定するはずだった「中期防衛力整備計画」(中期防)を、
政権を取ったばかりだからといって1年先送りにしたうえ、未だに論議が進んでいない。
(SAPIO 10月20日号より)