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「飲んだらのれん犬」の愛称で親しまれ、大分市長浜校区の街頭で長年、交通安全を呼び掛けてきた
雑種の雌犬が惜しまれながら亡くなった。
この犬は県交通安全協会大分中央支部副支部長の篠田正治さん(72)=舞鶴町=の愛犬「アンチョビ」。
26日に老衰のため、20歳で息を引き取った。
アンチョビは約10年前から、「警察犬のように、人の役に立てることはないだろうか」と考えた
篠田さんに連れられ、街頭に立つようになった。
2年前に、県警の飲酒運転撲滅を訴える合言葉「飲んだらのれん」をもじって、当時の大分中央署幹部が
「飲んだらのれん犬」と命名。法被を着て、街頭で交通安全を呼び掛けた。性格は穏やかで近所の
子どもたちからは「チョビ」と呼ばれ、人気者となった。
アンチョビの死亡後、篠田さんは自宅の勝手口付近に「遺影」を飾った。近所の子どもらが訪れ、
「交通安全に気を付けます」などと言いながら、お参りをしている。篠田さんは「登校中に手を
合わせてくれる子どもたちや、通り掛かりに花を供えてくれる人がいる。とても寂しいが“遺志”
を引き継ぎ、これからも交通安全を呼び掛けていきたい」と話している。
大分合同新bん[2010年09月29日 14:35]
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アンチョビの死を悼んで手を合わせる近所の子どもたち=28日、大分市舞鶴町
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