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名古屋市東区の中学校近くにパチンコ店とスーパー銭湯との
複合施設が出店する計画に、近隣住民らが反対の声を上げている。県条例で、学校から100メートル以内では
パチンコ店を建てることは禁止されているが、この施設のパチンコ店部分と学校との
距離は100メートル以上になる予定。住民らは「複合施設にすることで規制逃れをしている」と主張している。(小林恵士)
計画が進むのは、名古屋市東区東大曽根町のスーパー跡地。敷地の西端から約70メートルの場所に、
同市立桜丘中学校がある。この複合施設は、遊技場などを経営する同区の業者が、
学校から離れた敷地の東部分にパチンコ店、学校に近い西部分にスーパー銭湯を建てる計画という。
県の風営適正化法の施行条例では、学校の周囲約100メートルは、パチンコ店などの
風俗営業所の「制限地域」とされ、新たな営業は禁止される。しかし、スーパー銭湯は
風俗営業所に当たらず、施設の建築を進める業者側は住民に対して、
「条例上、問題はないと考えている」と説明している。
住民らは9月、規制の範囲を広げるなど条例の見直しを求める署名約8千人分を集め、
東署に提出した。住民の代表は「駐車場の大型化や別の施設を間に挟むことで、
風俗営業所と学校が隣接していても建設が可能だ。条例ができたのは1984年で、
時代に合わせて変えるべきだ」と指摘している。
条例を管轄する県警保安課は「複合施設の場合、駐車場の位置なども併せて総合的に
判断する。単純に100メートルを超えていれば許可されるわけではない」と話している。
URLリンク(mytown.asahi.com)