10/09/28 21:25:31 0
「世論調査が大好きな大新聞テレビはなぜ緊急調査をしないんでしょう。
いま実施すれば、たぶん菅内閣の支持率は大暴落ですよ。
それほど今回の対応はブザマのひと言。私の周りの人は、みんなア然としていますよ」
こう語るのは、元レバノン大使で評論家の天木直人氏である。
中国漁船の船長釈放をめぐり、右からも左からも、野党からも党内からも「弱腰だ」「最低だ」
とののしられている菅内閣。
10日前の改造内閣発足では60%を超える支持率だったが、もう半分以下に暴落したのは間違いない。
見通しの甘さ、信念のなさ、対応の悪さと、すべてにおいてスッカラカンの菅内閣に、だれもがサジを投げた感じだ。
軍事ジャーナリストの神浦元彰氏はこう言った。
「どんなリアクションがあるか。落としどころをどうするか。そういうことも考えて中国人船長を逮捕したのならまだしも、
何の見通しも持っていなかったわけです。呆れてしまいますね。
海上保安庁から第一報を受けた当時の前原国交相が、後先考えず、強硬論を主張し、政府はそれに引っ張られた。
ところが、温家宝首相にガツーンと言われて、慌てふためいた仙谷官房長官が収拾に動いた。
その間、菅首相はずっとカヤの外。関係者に聞くと、後で新聞を読んで経緯を知り、
何をどうしていいのか分からない状態だったそうです。
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日刊ゲンダイ 2010年9月28日