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失業者を支援する国の「就職安定資金融資制度」をめぐる詐欺事件で、
大阪府警生活経済課などは２７日、詐欺と詐欺未遂の疑いで、
落語家、笑福亭福輔（本名・中野亮海（りょうかい））容疑者（４８）＝同府守口市大久保町＝ら２人を逮捕した。
府警や上方落語協会によると、中野容疑者は昭和５９年、六代目笑福亭松鶴（故人）に入門。
最近は落語や司会業などで月に１５万円程度の収入があったが、多重債務に陥っており、
「失業したとうその申請をした」と容疑を認めているという。
中野容疑者の逮捕容疑は昨年３月、勤め先を解雇されて転居したなどとする虚偽の申請書類をハローワークに提出。
融資対象証明書を詐取したうえ、近畿労働金庫から融資金約１７５万円をだまし取ろうとしたとしている。
一連の事件での逮捕者は３６人目。不正受給が相次いだことを受け、厚労省は今月末で同制度を廃止する。
ソース ＭＳＮ産経 2010.9.27 20:24
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