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ロシアのメドベージェフ大統領は、中国・東北部を訪問して、
中ロ両国が歴史のわい曲を許さないために、ともに努力すべきだとする考えを示し、
北方領土の領有をあらためて正当化するねらいがあるものと受け止められています。
ロシアのメドベージェフ大統領は26日、中国・東北部の旅順港を訪れ、
日露戦争で戦死したロシア兵と、第2次世界大戦で旧日本軍と戦って死亡した
ソビエト兵の墓地で献花を行いました。
このあと、旧日本軍との戦闘に参加した元軍人と面談し、
「歴史的真実をねじ曲げようと試みる勢力がいるが、
われわれは大戦についての真実を主張していかなければならない」と述べ、
中ロ両国が歴史のわい曲を許さないために、ともに努力すべきだとする考えを示しました。
メドベージェフ大統領は27日、北京で、中国の胡錦涛国家主席とともに、
事実上の、対日戦勝65年を記念する共同宣言を発表することにしており、
北方領土の領有について、さきの大戦の結果だとして、
あらためて正当化するねらいがあるものと受け止められています。
メドベージェフ大統領は、今回の訪問中、東シベリアの油田から中国に原油を供給する
パイプラインの完成式典に出席するほか、上海万博も視察する予定で、中ロの連携強化を内外に示したい考えです。
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