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2010年9月23日、新快報は「夢が実現できない日本」と題した記事を掲載した。以下はその抄訳。
日本に行く中国人といえば、以前は働きながらの留学、仕事、ビジネスが主流だった。最近では親に資金援助してもらっての留学、
企業の派遣、旅行などに変わりつつある。いまだに日本でお金を稼ごうとする人はいないわけではないが、成功することはきわめて難しい。
以前、警察に捕まった不法労働者のための通訳をしたことがある。次第に彼らのことを理解するようになったが、
なんと日本がどんなところかも全く知らず、船に飛び乗ってきたのだった。日本の文化、言語がきわめて単一であり、
街中を歩けば市民に怪しまれすぐに通報されてしまう社会であることを理解していなかったのだ。
彼ら密航者のうち、どれだけの人間が仕事を見つけ、お金を稼ぐことができたのだろうか、想像に難くない。
不法労働者と比べれば、しばしばそのひどい待遇が問題視されている研修生のほうが、まだ恵まれた環境にある
。以前、長野県の農家で働く研修生を見たことがある。毎朝5時に起きて仕事を始め、夜遅くまで残業を続けたという。
お金が欲しいと研修生たちは残業を望んでいたが、その時給はわずかに530円。最低限の生活を守るために必要な
最低賃金を下回っている。それでも食住は提供されることもあり、節約を重ねてやっと、1年で100万円の貯金を作るという。
では日本でレストランや工場を経営するのはどうだろうか?それも難しいようだ。日本には約70万人の在日中国人が住んでいる。
戦後に土地を買ってバブル経済で大もうけした富豪をのぞいては、ビジネスで大成功した人物は知られていない。
その点で在日韓国人とは違うようだ。海外で金を稼ごうとするならば、日本は決して理想の場所ではない。
特に日本経済が低迷する中、外国人が成功する可能性はきわめて小さなものとなってしまった。(翻訳・編集/KT)
ソース レコードチャイナ
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