10/09/25 22:19:15 0
尖閣諸島沖の日本領海内で中国漁船と石垣海上保安部の巡視船が衝突した事件で、同保安部が公務執行妨害の疑いで逮捕した
中国人船長について那覇地検は処分保留のまま釈放した。中国のチャーター機で帰国の途に就いた。
日ごとに両国の関係が泥沼化するのは双方に不利益をもたらす。日中両国にとって早期決着が求められる事案だったわけだが、
解決の在り方には疑問が残る。
那覇地検は「国民への影響や今後の日中関係を考慮すると、これ以上身柄の拘束を継続して捜査を続けることは相当でない」と日中関係に言及した。
捜査機関が外交問題を理由に挙げるのは異例である。高度な政治的判断があったことをうかがわせる。
拘置期限前の決定だが、那覇地検は福岡高検、最高検と協議。巡視船の損傷は航行に影響がない、
乗組員が負傷していない、衝突はとっさに取った行動で計画性は認められない―ことなどを挙げた。
中国の姿勢はエスカレートするばかりだった。日中の政治・経済交流が途切れ、文化イベントへの参加も次々中止となった。
影響は沖縄にも及んだ。日本人4人が中国の軍事管理区域に侵入したとして拘束されたことも重なった。
衝突から逮捕まで半日以上かかった。その間、政府は対応を協議した。逮捕後の展開をどのように想定していたのだろうか。
仙谷由人官房長官は釈放決定を検察の判断としているが、検察が外交問題に口を挟むのは常識では考えられない。
民主党外交の危うさを露呈してしまった。
ソース 沖縄タイムス [尖閣・船長釈放]危うさを露呈した外交
URLリンク(www.okinawatimes.co.jp)
過去スレ ★1 2010/09/25(土) 19:54:36
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(続)