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自民党の世耕弘成参院議員の政経セミナーが24日、大阪市内のホテルで開かれた。
世耕氏は尖閣諸島問題の中国人船長の釈放には、「とんでもない愚かな判断が下された」と民主党政権を激しく批判。また、
先の役員人事で党幹事長代理に抜てきされたことについては、「ねじれ国会の主戦場は参議院。その主役はわが自民党であり、
その司令塔の役割を担うことになった。これを機に政治家としての幅を広げ、問題だらけの民主党政権に真っ向から攻撃を加えていく」と、
あふれ返った１０００人を超す支持者を前に力強く決意を示した。
セミナーでは、民主党のメディアジャックの陰で盟友山本一太議員と奔走、派閥の談合人事を打ち破って選挙戦に持ち込み、
擁立した中曽根弘文前外相を当選させた参院党議員会長選の革命秘話を明かし、「自民党は参議院から生まれ変わる」と強調。
数時間前に「船長釈放へ」のニュースが流れた尖閣問題については、「きょうはとんでもない愚かな判断が下された日。
もはや民主党に政権を持たせてはいけないという問題ではなく、日本が危うくなった。一日も早く政権を奪い返さねばならない」と怒りを込め、
「参議院から解散へ、民主党を退陣へと追い込んでいく。私は野党第一党の自民党の突撃隊長となったつもりで、
全力で頑張っていきたい」とアピールした。
セミナー後の懇親会には安倍晋三元首相、中曽根参院議員会長、河野太郎元法務副大臣らが顔を見せ、
尖閣諸島問題の船長釈放に民主党批判の大合唱。和歌山からは仁坂吉伸知事、谷洋一県議会議長、大橋建一和歌山市長らが駆けつけた。
日高新報
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「自民党は参院から生まれ変わる」 と語る世耕氏
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