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中国人船長釈放:「圧力に屈した」捜査現場は反発
毎日新聞 2010年9月24日 21時43分
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尖閣諸島沖で海上保安庁の巡視船と衝突した中国漁船船長(41)の釈放が突然決まった24日、
捜査の現場や識者からは「中国政府の圧力に屈した」「外交的敗北」との反発の声が上がった。
北京の日本大使館が襲撃された05年4月の大規模な反日デモ以来とも言われた日中摩擦。
政治問題として事態がこじれる一方で、両国の貿易や人の交流は当時より深化しており、
問題の長期化を懸念する人たちの間には安堵(あんど)感も広がった。【井本義親、石原聖】
公務執行妨害容疑で逮捕された※其雄船長の釈放を決めた那覇地検。
鈴木亨次席検事は会見で「今後の日中関係を考慮した」と述べ、決定の異例さを認めた。
報道陣が日中関係と釈放決定の関係をただすと、何度も声を詰まらせ「差し控えたい」を繰り返した。
口を真一文字に結んだ苦悩の表情。時折、天井を見上げた。
「釈放決定に政治的決断があるのか」との質問には語気を強めて
「そんなことはない。検察当局として決めたこと」と即座に否定。
しかし「日中関係の考慮」への説明を求められると、
ペーパーを確認しながら「外交などに与える影響を、あくまで本件の諸事情の一つとして考慮したに過ぎない」
「中国政府に配慮したことはない」と、慎重な言い回しに終始した。
>>2あたりへ続く