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道内屈指のリゾート地・ニセコ。ホテルが並ぶ倶知安町比羅夫地区のニセコグランヒラフスキー場の
すぐそばにあり、休業中だった老舗(しにせ)の山田温泉ホテルが今春、7億円で中国の資産家に
売却された。これを聞きつけた、ニュージーランド人の不動産業者が悔しがった。
「持って行かれた」
業者によると、日本の所有者と香港企業の間でまとまろうとしていた話が、突然変わった。
中国の資産家は建物を撤去し、自分の別荘を建てるという。「チャイナマネー」のニセコへの流入を
告げる話題だった。
同町に本社がある「北海道トラックス・ディベロップメント」。オーストラリア人向けの不動産仲介・
開発業者の「古手」だが、中国の投資家もターゲットにし始めている。今年から、4千万円以下の
コンドミニアム7戸の建設・販売を開始。5戸がすでに売約済みで、そのうち4戸は上海の個人という。
同社の大久保実専務(36)は、8月に中国・瀋陽へ商談に出かけた。富裕層のニセコへの関心に
手応えを感じた一方で、「金を出すから一緒に開発をやろうという申し出の多さに驚いた」と語る。
■高台17戸完売
北海道を訪れた中国人富裕層が別荘や土地を購入する―。こんな形での中国側の「資本流入」が
道内で進んでいる。象徴的だったのが、千歳市での出来事だった。
新千歳空港から車で15分の高台にある千歳市文京の住宅街。7月、住宅17戸が立ち並ぶ一角が
出現した。1棟2800万円~3500万円。上海を中心とする富裕層向けの別荘で、全戸完売した。
asahi.com:【昇竜VS.道流】不動産マネー 勢い-マイタウン北海道
URLリンク(mytown.asahi.com)
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