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中国による周辺海域への勢力拡大の動きで波高高まる東アジアの海、水面下ではアメリカによるけん制の動きも出ています。
日本に飛来した巨大爆撃機や大型無人偵察機のグアム配備の狙いを読み解きました。
依然として、尖閣諸島の領有を強硬に主張する中国による日本への圧力がエスカレートしつつあった17日、
雲間を縫い、青森県の三沢基地にアメリカ空軍最大の爆撃機が飛来した。
B-52Hは、翼から翼の幅は56メートル余りの大型爆撃機で、爆弾などの搭載量は31トンを超える。
B-52Hは空中発射型で、射程2,000km以上の巡航ミサイルを20発以上搭載する能力を持つ。
こうした大型爆撃機が、日本にやって来た意味とは。
軍事評論家の岡部 いさく氏は、「中国へのけん制っていうことになるんじゃないですかね。
この搭載するAGM-86C巡航ミサイルの射程、これは正確には不明なんですけども、
それだと日本周辺から中国の内陸の一部まで届くことになるわけですから」と語った。
さらに9月、アメリカの最新鋭長距離無人偵察機「グローバルホーク」がグアム島に配備された。
最大飛行時間は36時間以上、100km先の移動目標を探知できるレーダーも搭載している。
巡航ミサイルを多数搭載できる大型爆撃機の日本への飛来、そして長距離無人偵察機のグアムへの配備、アメリカの意図とは。
軍事評論家の岡部 いさく氏は、「アメリカは、今のこの中国の海洋権益拡大の動きに対して、これを自分に対抗する動きとしてとらえ、
これを監視するとともに、対抗手段があるということを見せようとしているようですね。ひょっとすると、この日中関係のきしみというのも、
米中関係という大きな動きの一部分なのかなという気もしてきます」と語った。 (抜粋)
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