10/09/23 02:21:00 8mhBvhrx0
中共は、今、ポスト胡錦濤(2013年~)を巡って、
李克強を推す北京閥・共青団派と習近平を推す上海閥・太子党が、入り乱れて権力闘争中。
その煽りで、地方政権の有力政治家が、汚職で失脚したり、海外に逃亡したりしている。
また、北京閥も一枚岩ではなく、温家宝首相の政治改革推進派と胡錦濤主席の保守回帰派でギクシャクしている。
中共の政治プロセスでは、強硬路線が、中間派の政治局員の支持を集める傾向がある。
つまりは、対日政策、対米政策で、中共のどの政治勢力も弱腰とみなされかねない発言は出来ない。
仮に、菅政権が中共の理不尽な恫喝に屈して、超法規的措置として中国人船長を今さら釈放したとしても、
それで中共の対日強硬政策が緩和されることはなく、かえって火に油を注ぐ結果になりかねない。
日本側が手詰まりなだけではなく、中共側はもっと手詰まりなのだ。
将棋の千日手のように、先に動いたほうが不利になる。
しかも、菅政権の側は、政権を失うことになる。