10/09/22 07:49:10 0
地球から131億光年離れた銀河に、宇宙誕生初期に生まれた星が含まれている可能性が高いことを、
愛媛大の谷口義明教授らの国際チームがハッブル宇宙望遠鏡の観測データなどから突き止めた。
22日から金沢市で開かれる日本天文学会の初日に発表する。
谷口教授によると、宇宙誕生初期の星は、太陽や地球、金星など一般的な星と性質が違う。
初の研究成果で、銀河誕生の仕組みを解明する手がかりになる。
宇宙は約137億年前に誕生。その1億~数億年後の宇宙初期にできた星の一群は、
一般的な星と違って水素とヘリウムだけからなり、炭素などの重元素を含まず「初代星」と呼ばれる。
昨年、海外の別の研究者がハッブル宇宙望遠鏡に新しく設置された赤外線カメラを利用し、
ろ(炉)座の方角で131億光年離れた銀河の観測に成功。国際チームが見つかった銀河の明るさなどを調べた結果、
重元素が含まれず、初代星が存在するとみられるという。
谷口教授は「ハッブル宇宙望遠鏡の赤外線カメラは、月面でマッチを擦った炎の明るさも検出できる」と説明。
131億光年離れた銀河は、宇宙膨張の影響で光の波長がずれ、これまで可視光では観測できなかった。
(共同通信)
2010年09月22日 04時10分
URLリンク(www.kyoto-np.co.jp)
依頼がありました。
スレリンク(newsplus板:369番)