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★トヨタ系金融会社、中国のリベート問題で罰金通知書
トヨタ自動車の中国法人は21日、中国浙江省杭州市工商行政管理局からトヨタ系金融会社の
中国法人、豊田汽車金融中国が法律違反のリベートを自動車販売店に支払ったとして罰金を
科すとの通知書を受け取ったと明らかにした。同省寧波市当局も同様の疑いで豊田金融を調査
しており、中国全土に同じ動きが広がればトヨタの収益に影響が出る恐れもある。
当局は、豊田金融が2008年８月から今年４月までの間、契約者を増やす目的で販売店３社に
手数料などとして７万元（約90万円）を払ったことが「反不正当競争法」違反だと認定。違法
所得42万元の没収と14万元の罰金を決めた。今後の対応について、トヨタ中国法人は「通知
内容を精査中」としている。
尖閣諸島（中国名・釣魚島）付近で起きた中国漁船衝突事件で日中関係が悪化するなかで、
中国国営の中国中央テレビなど中国メディアは大きく報じており、トヨタの対応に注目が集まる。
URLﾘﾝｸ(www.nikkei.com)