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時事通信 (2010/09/20-16:15)
宮崎県の東国原英夫知事が、来年1月の任期満了に伴う知事選
(12月26日投開票)に再選出馬しない意向を固めたことが20日、分かった。
県内の関係者が明らかにした。29日の県議会本会議で正式表明する見通し。
同知事は、来春の東京都知事選や国政選挙への出馬が取りざたされている。
東国原知事は、県発注業務の入札をめぐる官製談合・汚職事件で、前知事が
辞職したため実施された2007年1月の知事選で初当選した。
関係者によると、知事は8月上旬ごろから不出馬の方向に傾き出した。
ただ、次の県知事に官製談合・汚職事件以前の利益誘導型、派閥政治を行う
「旧来型の人物」が就任することに強い危惧(きぐ)を抱くなどしており、
態度を翻す可能性も完全には消えていないという。
知事は8日、「口蹄(こうてい)疫がなければ恐らく2期目をやっていただろう」
などと不出馬とも取れる発言をしていた。これまでもたびたび国政への強い関心
を示し、昨年の衆院選では、自民党からの出馬を模索した経緯がある。
また、関係者の間では、都知事選出馬にも強い意欲を示しているとみられている。
知事は就任以来、談合・汚職事件を受けた入札制度改革に取り組んだほか、
マンゴーなどの県産品を自ら積極的にPR。県の知名度アップと、県庁を中心と
した新たな観光客誘致で実績を上げた。今年発生した口蹄疫対策では、国と地元
自治体との間に入り、ワクチン接種や感染家畜の殺処分に関し意見調整を
重ねた。
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