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法政大学社会学部と読売新聞立川支局の共催による連続市民講座「絆 と縁
<つながり>を求めて 言葉・地域・地球・自然」の第5回が18日、東京都
町田市相原町の同大多摩キャンパス2号館(A棟)大教室で開かれた。
今回は、稲増龍夫教授(58)が「若者はもう熱く連帯しないのか?~『全共闘』から
『おたく』へ~」と題して講義した。 稲増教授はテレビ映像などを使いながら、
1960年代後半の大学闘争の主体となった全共闘が象徴する団塊世代と、おたくが
象徴する現代の若者を対比しながら、戦後の日本社会の変化について説明した。
1979年に視聴率30%を超えるテレビ番組が1860本あったが、2009年は9本
だけだったことに注目。「世帯の視聴時間はほとんど変化しておらず、好みが多様化
してきたのが要因」とした上で、「現代社会では生き方が多元化し、みんな、どこか
おたくである」と強調した。
ただ、現代の若者は小さい時からコンピューターやインターネットが身近にあり、
「ネットを介して場所などにとらわれず、自由につながることができるようになった。
近い将来、階層的な社会から、フラット(平ら)な空間での結びつきが世界の中心に
なっていく」と指摘した。
団塊世代の主婦、鈴木喜美子さん(63)(相模原市中央区)は「日本のおたく文化が、
海外で知的な文化としてとらえられているという話が新鮮でした」と感想を述べた。(抜粋)
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