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沖縄本島の北西約100キロの海底で、熱水が噴き出している活動域が見つかった。東京大などの研究チームが17日、発表した。
周囲には、マンガンやアンチモンなどレアメタル(希少金属)を含んでいるとみられる鉱物の塊も発見された。
海底の新たな鉱山として注目されそうだ。
研究チームは、熱水に含まれるマンガンや硫化水素を感知できるセンサーを開発し、無人探査機に搭載。
11日までの8日間、火山地形であるカルデラが広がる海域を調べた。
すると、海底(水深500~600メートル)の3カ所で、43~247度の水が噴き出していた。
うち1カ所では、直径50センチの煙突状の構造物が高さ1~2メートルに伸び、先端から121度の熱水が立ちのぼっていた。
最近、こうした構造物を含む活動域「熱水鉱床」は新たな鉱山として注目され、日本近海で探査が活発化している。
チームはすでに岩石を採取しており、今後、金属の種類や含有量を分析する。
【斎藤広子】
ソース 毎日新聞 2010年9月17日 19時39分
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