10/09/17 13:05:32 0 BE:654783236-PLT(12066)
日中が資源開発の権利を主張し、条約締結交渉を進めている東シナ海ガス田「白樺(しらかば)」(中国名・春暁)に、
中国の作業船が16日までに掘削作業用のドリルのような機材を運び込んだことがわかった。
岡田克也外相が17日午前の記者会見で明らかにした。
「白樺」は、日本側が排他的経済水域(EEZ)の境界と主張する「日中中間線」をまたぐ海域で中国側が先行開発。
2008年6月に日中両政府が日本法人の出資と出資比率に応じた利益分配に合意したことを受け、中国政府は掘削作業を見合わせている。
外務省によると、数日前に新しい機材の搬入が自衛隊撮影の航空写真により確認された。
中国側に事実関係を確認したところ「修理のための作業を行っている」と説明されたという。
17日午前までに、掘削作業の開始は確認されていない。
沖縄県尖閣諸島沖での中国漁船船長の逮捕を受け、
中国側は16日に北京で開催予定だった東シナ海ガス田開発条約締結交渉の第2回会合の延期を一方的に発表。
中国政府の強硬姿勢の表れとの見方があり、外務省や資源エネルギー庁が分析を進めている。
岡田氏は会見で「掘削作業を始めるとすれば約束に反する。そういったことはないものと強く期待している」と語った。
記事引用元:asahi.com(2010年9月17日12時41分配信)
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