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○最高裁長官、審理外れる 1票高松訴訟に実兄関係
最高裁は15日、大法廷(裁判長・竹崎博允長官)に回付された昨年8月の衆院選をめぐる
「1票の格差」訴訟9件のうち、高松高裁が「違憲状態」と判断した1件の被告の代表者が
長官の実兄だとして、この1件の審理に長官が加わらないことを決めた。
実兄は香川県選挙管理委員会の竹崎克彦委員長。最高裁によると、8日の大法廷回付後、
竹崎長官は親族が利害関係人との理由から回避許可を申し立て、15日の最高裁裁判官
会議で許可された。
大法廷の審理で長官が回避するのは異例。最高裁は「過去に例があるかどうか把握
できない」としている。
この1件は那須弘平裁判官が裁判長を務め、那須裁判長ら14人の裁判官で審理。
残る8件は竹崎長官が裁判長として、15人全員で審理される。
小選挙区の当日有権者数の最大格差が2・30倍となった今回の訴訟は、全国8高裁・
高裁支部で違憲4件、違憲状態3件、合憲2件と結論が三分し、判断が注目されている。
竹崎長官は岡山県出身。
□ソース:共同通信
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