10/09/16 00:51:01 zghwyN340
>>583 いや、流石に現代美術の文脈に存在してるので、できることなら
そういった直截な欲望を、一旦は対象化してみせなくてはならないんだよ。
現代美術作品によくある芸術作品自体に何らかの批評性を含んでいる事が要件とされると言うような。
まあだからこそ、
村上作品は現代美術においても、ちょっと古臭過ぎるというか真っ当過ぎて面白くない方法論ではなかろうかと
言われたりする訳だ。
現代美術に必要とされそうな要素を隈なく含んでるために、美術文脈からいくと
否定しにくいという訳。
それに値が付くかどうかが大いに問題なのだが、一旦値が付いて高値で売り買いされるようになると
必要要件を殆ど揃えているが故に、批判して価値を落とす事ができにくく、値崩れしにくいといったような
事になりやすい訳だ。それが今現在の村上作品の存在してる状況。