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【社会】「若者の○○離れ」とメディアが使いたがる理由-主な消費者の中高年が傷つかないよう報道するとなぜか不況の原因は「若者」に - 暇つぶし2ch2:ゆとりφ ★
10/09/14 23:31:53 0
>>1の続き)

高度経済成長やバブルの感覚が抜け切らない中高年にとっては、現在の出口のない不況がどうもおかしいものに感じられる。
人口減と途上国の発展という現状から見れば何の不思議もない現象だとは頭では理解するのかも知れないが、
昨日よりも今日、今日よりも明日は豊かになっているという感覚から抜け出すのは容易ではないだろう。
生活レベルが上がることを当然だと思ってた人が、下がることを受け入れるのは、心情的にも物理的にも大変に難しいことだ。

とはいえ、苦境を打破する画期的なアイディアを思いつけるわけでもない。
せいぜいサービス残業を増やしたり、リストラやコストカットに勤しむのが関の山だ。それはそれで一生懸命なのだが、
状況は改善するどころか悪くなり、焦燥感がつのるばかり。

■不況の原因を「若者」にしたがる大人たち

そんな中でいつものように犯人探しが始まる。犯人はマスメディアを消費している層が傷つかないようにいつも巧妙に選ばれる。
政治が悪い、官僚が悪い、暴力コンテンツが悪い、切れる10代が悪い、そして今回は若者が悪いというわけだ。

もし、新聞やテレビ報道や週刊誌の主な消費者層が中高年ではなく、若者だったとしたらまったく逆の現象が起こっていただろう。
実際、若者が多いインターネット上には、「老害」という呼称や、高年齢層に若者が搾取されているという主張や、
年寄りが社会の中核にいつまでも居座るから閉塞感がまん延するんだという主張が溢れかえっている。つまり悪者は中高年だというわけだ。

自分以外の人間を、現在自分が立たされている苦境の元凶に仕立て上げてしまえば、とりあえずはほっとする。癒される。
自分自身に責任があると考えるのは、中々辛いことだ。

犯人を見つけた気になって、ほっとしてるだけで丸くおさまればまだマシだが、多くの場合推理が偏りすぎてて、
ただの自己満足にしかなっていないように見える。探偵ドラマの間抜けな刑事を笑ってばかりもいられない。
自分だけを安全圏においた分かりやすい犯人探しにかまけている余裕がある内はいいが、
そんな悠長なことを続けていられる豊かな日本はいつまでもつだろうか?(ikoishy)

(終わり)


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