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・2ちゃんねるなどで多用されるアスキーアート「クマ―」。欧米では「Pedo Bear」の名で
知られ、その意味合いが日本のそれとはかなり違う。
米匿名掲示板「4chan」など英語圏のBBSでは、子どもの性的画像へリンクを貼る際に
使用されることが多く、“変態”イメージが強いという。しかし、最近は着ぐるみやハンカチと
いったネット以外で「Pedo Bear」を目にするケースが増えているようで、米カリフォルニア州の
保安官事務所は「Pedo Bear」の隠れた意味を知るよう、子を持つ親へ警告している。
米NBC系列KSBY-TVによると、呼びかけを行っているのはカリフォルニア州にある
サン・ルイス・オビスポ郡保安官事務所。この保安官事務所は、ネット以外の場所で
キャラを目にする機会が増えたとして、「“不安な新しい現象”について警告している」。
ニュース映像では、サンディエゴで開催された「コミコン・インターナショナル」で着ぐるみの
「Pedo Bear」が赤ちゃん連れの親子に接しているシーンや、フロントガラス部分にシールが
貼られている車の写真を、保安官事務所作成の警告チラシを引用する形で紹介。
警告チラシでは「Pedo Bear」とは何なのかを説明すると共に、今年のコミコン開催以降、
子どもたちがこのクマのイメージを見る機会が増え、存在が知れ渡ってきたとして、
潜在的な意味を知るよう注意を促している。つまり、保安官事務所は、このキャラクターを
持っている人が小児性愛者かもしれず、うかつに近づくと子どもに危険が及ぶ可能性が
あると伝えたいらしい。
この対応について、米ブログメディアのGawkerは「面白い警告」「バカな警察」と
ストレートに表現。「考え過ぎ」とする見解を示している。
保安官事務所は「ネット上でふざけて使われている」キャラだと理解はしているそうだ。
ただ、「いずれにせよ両親に警告することを望んでいる」という。
デイリー・メール紙も「おかしな警告」と伝え、保安官事務所のチラシは「ネットの笑いの
種を作った、まじめくさったニュースレター」と評している。(抜粋)
URLリンク(www.narinari.com)
※画像:「Pedo Bear」の警告チラシ
URLリンク(www.narinari.com)