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米国はまだ人種差別と闘っている。特に南部の田舎は、白人以外に対し排他的な風土が残る。
旅行中に通りかかった南部の町で、ガソリンスタンドも兼ねた軽食堂に立ち寄った。メニューにそれほどの選択肢はなく、
ハンバーガーを注文した。屋外の椅子に腰掛けたところで、先にハンバーガーを買って待っていた妻が「ケチャップ入ってた?」とたずねた。
紙袋の中を確認するとケチャップはない。妻の紙袋にもケチャップは入っていなかった。
接客した店員はかっぷくのいい白人の中年女性2人。愛想は決してよくない。小さな南部の町で育ったとみられるなまり。
「サンキュー」の一言もなかった。ただ、妻が見たところ、すぐ前に並んでいた白人男性には親しそうに話しかけ、
ケチャップの小さな袋をいくつか紙袋に押し込んでいたという。
「人種差別なのか」と議論したが、真相は分からない。考え過ぎかもしれない。
売り場に戻り「ケチャップがなかった」と申し出ると、店員は何もいわずケチャップの袋を五つほどカウンターにポンと置いた。【古本陽荘】
ソース 毎日新聞 街角:米国 ケチャップと差別
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