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「大学に入ったら、友だちができるだろうか」。入学前の高校生らの不安に応えようと、
大学が「友だちづくり」の手助けに乗り出している。インターネットの交流サイト(SNS)を
作ったり、入学前の準備教育でイベントを実施したり。友だちができないために大学になじめず
中退する人を減らそうと手間ひまかけて応援するようになった背景には、合格発表から入学まで
半年近く時間が空く推薦・AO入試の普及があるようだ。
「今日はこのSNSで友達になった人と一緒にいました!友達っていいね♪」
「今日はお疲れ様!楽しかったよ!!!!!」
関東学院大(横浜市)工学部が入学決定者向けに設けたSNSの「友達をつくろう」という
コミュニティーへの書き込みだ。
同学部がSNSを導入したのは2年前。推薦入試やAO入試で前年秋に合格が決まった人に、
高校までの勉強を学び直す入学前準備教育を行うようになったことがきっかけだった。
インターネットを使って場所や時間を選ばずに勉強できるeラーニング式で実施したところ、
学生生活に対する質問が続出。このため学生と大学教職員、さらに学生同士がやりとりできる
SNSを導入した。
今年度の入学生は、91%がこのSNSにログインした。「いろいろな人とやりとりして、
入学するのが楽しみになった」「入学前の不安がやわらいだ」との感想が寄せられている。
同学部の辻森淳教授は「高校から1人だけ入学する学生らに不安を訴える子が多い。
一般入試なら直前まで受験勉強をするので考える時間がないが、推薦・AO入試の合格者は
入学まで半年も間が空くので不安が大きくなるようだ」と話した。
(>>2-に続く)
▽朝日新聞
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