10/09/11 21:04:59 0 BE:2291739179-PLT(12066)
全地球測位システム(GPS)の精度向上をめざす準天頂衛星「みちびき」を載せた大型ロケットH2A18号機が、
11日午後8時17分、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた。
約28分後、みちびきを高度約270キロで正常に分離し、軌道投入に成功した。
H2Aの打ち上げ成功は12回連続、通算で17回。
みちびきの衛星本体は、縦横約3メートル、高さ約6メートルの箱形で重さ約4トン。
日本のほぼ真上の空(準天頂)を通る軌道からGPSを補う信号を送り、
山間部やビルの谷間などでも精度よく利用できるようにする準天頂衛星システムの1号機だ。
衛星1機が日本上空にとどまれるのは1日8時間で、常時カバーするには最低3機が必要になる。
みちびきは今後、地球を回りながら約2週間かけて所定の軌道へ移り、
年末ごろから測量やカーナビなどの実証試験をする計画。
地上設備や打ち上げ費用を含む総開発費は約735億円。文部科学、国土交通、総務、経済産業の4省で開発した。
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URLリンク(www.asahicom.jp)
記事引用元:asahi.com(2010年9月11日20時50分配信)
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