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家電量販最大手のヤマダ電機は11日、中古住宅事業に来年から本格参入する
方針を明らかにした。
仕入れた中古住宅を、給湯やコンロ、暖房などをすべて電気でまかなうオール
電化にリフォームして、割安な価格で提供する。
家電量販大手が中古住宅市場に本格参入するのは初めてで、市場活性化にも
つながりそうだ。
オール電化住宅は、光熱費の引き下げ効果が見込めるうえ、火を使わないという
安心感から、高齢者や子どもがいる世帯を中心に人気がある。東京電力のサービス
区域内では毎年10%以上も増加している。
ヤマダは、仕入れた中古住宅に、IHクッキングヒーターを設置し、最新の給湯
システムや防犯キーシステムなども導入する。オール電化にするための費用は
100万円弱かかるとされるが、ヤマダはほとんど上乗せせずに販売する。
読売新聞 2010年9月11日14時36分
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