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★政府・与党、小泉・竹中路線に絡め批判=自民は反論-振興銀破綻
日本振興銀行が経営破綻(はたん)したことについて、政府・与党からは10日、
「設立当時の竹中平蔵元金融担当相の道義的責任は免れない」(自見庄三郎金融相)な
どと、小泉純一郎元首相と竹中氏による構造改革路線の「ひずみ」と批判する声が上が
った。
仙谷由人官房長官は10日の記者会見で、竹中氏のブレーンとして金融庁顧問を務め
た木村剛振興銀前会長が銀行法違反罪で起訴されたことに触れ、「(振興銀と)政治と
の関係があるのか、国会で議論される。前政権下でのことの方が多いだろうから、金融
庁の政務三役が厳しく再検証する」と述べ、自民党政権時代の責任が問われると強調し
た。
民主党国対幹部は「竹中氏から国会で話を聞く可能性もある」と述べ、同氏の国会招
致を検討していることを明らかにした。
ただ、岡田克也外相は「竹中氏に近かった人物が事実上の創立者で経営にタッチして
いたが、それをもって小泉・竹中路線が間違いだと言うつもりはない」と冷静な反応を
示した。
一方、自民党の山本一太参院政審会長は「たまたま小泉・竹中路線でブレーンだった
人たちが事件に巻き込まれたことをやり玉に挙げて、構造改革を否定するのは違う」と
反論。石原伸晃幹事長は初のペイオフ発動に至ったことに関し「国民が安心できる状態
をどうつくるか、そういう目が民主党には足りない」と政府を批判した。
■ソース(時事通信)(2010/09/10-19:28)
URLリンク(www.jiji.com)